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親と同居の成人男女はアメリカでも増えている?理由や対処法は?

2018/06/20
 
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パラサイトシングルという言葉がありますが、男女関わらず未婚の子供が親と同居する例はたくさんあるようですね。

あまりイメージの良くない未婚成人の親との同居ですが、日本だけではありません。

子供が早いうちに独立自立するイメージの強いアメリカでも、親と暮らす未婚で成人している子供は増えています。

先日、アメリカニューヨーク州で親と同居する30才の男性が、立ち退きを求め実の親に訴えられたというニュースが飛び出しました。

アメリカでは、核家族が一般的ですので、例え結婚しても親とは別居が多いと思います。

子供が既婚でも未婚でも、親が同居を拒否することは多いです。

そこで、アメリカでの成人未婚の子供の同居の割合はどれくらいか、

アメリカで成人が親と同居する理由は何なのか調べてみました。

親と同居する未婚の子供は、どれくらいアメリカにいるのか

一度は実家から巣立ったものの戻って来て親と暮らす成人、または一度も実家を出て生活をしたことのない成人の数は、アメリカで増えています。

ある2015年の統計では、親と同居している18才(アメリカでは成人)から34才は、3分の一つまり2千4百万人にも上るそうです。

その中のほとんどが翌年も同居のままだったそうです。

25才から34才の同居の子供の4分の1は、学校にも行かず仕事もしていません。

 

同居の理由

社会的意識の変化

今では、20代は成人形成期だとか新成人期などと呼ばれ、子供でも大人でもない期間のようなものと認識している人もいます。

昔は多くの20代成人がやっていたことを30代になってからやる人が増えているのですね。

40年ほど前は、結婚や子供を持つことが大人になる上では重要だと考えられていたようですが、今では学歴や経済的成就のほうが大切だと考える傾向にあります。

家を出て結婚しようというより、実家にいて学校や仕事に集中しようという人が増えたのもそのせいでしょうか。

そういう人が周りにも増えているので、例え自分の力で生活が成り立ったとしても、親との同居がチョイスに成りえるのかも知れません。

親と同居していても恥ずかしく思わないのですね。

金銭的自立ができない

成人しているのに実家にいる人が増えるのは、金銭的なものが大きいようです。

ケースの一つとしては、大学を卒業した子供が節約し将来に備えるために、実家に戻るということ。

これは現実的な目標があるなら問題ないように思います。

二つ目は、一人で生活できるだけ稼げないので出戻る、または、実家から出られないというケースです。

稼げない理由は様々でしょうが、巣立つまでに達していないという事でしょうね。

独り立ちできるよう稼ぐ努力をしていればましですが、上で紹介したように、25から34才の同居している若者の4分の1は何もしていません。

これは問題です。どうして何もせず、親に頼ることを良しとしてしまうのでしょうか。

親は子供に出て行って欲しいのに、子供が居座る・・・どうして子供は自立できないのでしょうか。

 

子供の同居理由には親の影あり

大人として成熟するのに要する時間には個人差がありますが、同居している成人した子供は成熟するのが遅い傾向にあると言います。

そして、彼らの生活には親が必要以上に介入していることが多いのです。

ヘリコプターペアレントがその代表ですね。

こういう親は、子供のためだと思って世話を焼きますが、結果的には子供の成長の妨げになります。

過保護に育った子供は、成長過程で必要な体験を欠いたまま大人になることが多いため、社会活動や人間関係を円滑に生き抜くスキルを持ち合わることができません。

挑戦、失敗、学習、再挑戦のサイクルを身に着けず、親がなんでもやってくれる環境で育てば、自ら考えて行動する事に至らず、子供の頃と同じように、親の家で親と暮らし、親に世話されることが当たり前と考える大人になるのでしょう。

子供を自立させるために

子供が小さい時から自分で自分の事は責任を持ってやるように促すべきですね。

可哀そうだからとか、親がやった方が早いからなどと、大人が手を出してしまわないように我慢しなくてはなりませんね。

親のやることは、環境作りとサポートです。子供が何にでも挑戦できるように環境を整え、子供が必要なサポートをすることだと思います。

子供ができることをやってしまったり、子供の解決するべき問題を親が先回りして解決したりしてはいけないのですよね。

必要なら一緒に考えてあげて、答えは子供に出させる形にするのが良さそうですね。

学校にも仕事にも行かず家に居座る成人息子や娘には、いつ仕事につくのかなどの具体的な目標を考えさせ、それについて親と話し合い家族全員で目標達成のサポートをするべきだそうです。

アメリカでは、生活スタイルや家族構成によって家を買い換えますから、子供が巣立ったら小さい家に住み替えることもあります。

その計画を同居中の子供に知らせ、住み替えを機に自立して出て行けるように努力させるのも手かもしれませんね。

 

ADHDや学習障害などがある子供でも、自立を促すのは同じです。

障害を持った子供の親は、ヘリコプターペアレントのようになりやすいそうなので、それと同時に子供が障害以外のディスアドバンテージを追ってしまうこともあるそうです。

そうならないために、時には辛く厳しい決断を迫られる事もあるだろうと思いますが、子供の将来のためですからポジティブに努めたいものです。

最後に

私の住んでいる地域にはたくさんのホームレスがいます。

かなり若い人も見かけます。

成人したからと言って、子供に自立を強要し結果的にホームレスになってしまうなんてことは避けたいと、その人たちを見て思います。

だからと言って、30歳になっても親のすねをかじっていて平気な大人にはなってほしくないので、自立を促す子育てを心掛けたいものです。

今回のニューヨークでの裁判は、同居息子が立ち退きを命じられましたが、彼は控訴する予定らしいのです。
そこまでできるなら、実家から巣立つことくらい簡単だったろうに。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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