アメリカで生活する中で、気になったことなどを書いていきます。もちろん、日本の事も。

LGBTQ+の意味は?レインボーの色はなぜ6色なの?

2018/06/20
 
この記事を書いている人 - WRITER -

ポートランドでは、あらゆるダイバーシティ(多様性)に寛容で、国籍も見た目も中身も様々な人が暮らしています。

ゲイなどの性的少数者にフレンドリーで、毎年6月にポートランドプライドというLGBTQのイベントがあり、パレードなども開催されます。

しかし、日本ではアメリカほどLGBTQへの理解が進んでいないのかなという印象があります。

LGBTQ+の象徴であり、イベントであふれかえるレインボー旗の意味や由来を知っていますか。
性の概念は1つじゃないって考えたことありますか。

今回は、LGBT、またはLGBTQsやLGBTQ+などと呼ばれる性的少数者について紹介したいと思います。

LGBT、LGBTQ、LGBTQs、LGBTQ+、それぞれの意味は?

LGBTは日本でも知っている人が比較的多いかもしれませんね。レズビアンやゲイなどの頭文字を並べています。詳しく説明すると、

Lは、レズビアン(Lesbian)の略称で、体が女性で女性を好きになる、愛する同性愛者のこと。

Gは、ゲイ(Gay)の略称です。主に、体が男性で同じ男性を好きになったり愛したりする同性愛者を指します。

Bは、バイセクシャル(Bisexual)の略称で、日本ではバイと呼ばれることもあります。
体は男性か女性で、男性も女性も愛す両性愛者です。

Tとは、トランスジェンダー(Transgender)の略で、体の性と心の性が逆の人。
つまり、体が男性で心が女性の人、または体が女性だけど心は男性の人。

しかし、性的少数者はLGBTだけではありません。その他を紹介します。

Qは、クィア(Queer)の略称。
体や心の性、社会での性、好きになる対象の性を男か女に決めていない人。
または、性別の認識に迷ってるクエスチョニング(Questioning)の人の事になります。

sや+の意味は、LGBTQ以外の性的少数者のことです。

実は、性的マイノリティーの中には、分類できないアイデンティティーの人もたくさんいます。

sや+に含まれる分類の例をあげると…

ーアセクシャル(A-sexual)誰にも恋愛感情をいだかない、性的関心欲求がない人。無性愛者。

ーインターセクシャル(Intersexual)生まれつき、体が男でも女でもない人。

ーエックスジェンダー(X-gender)生まれ月の体は男か女かはっきりしているが、自分の体の性を自ら決めないという立場をとる人。

ーノンセクシャル(Non-sexual)他人に恋愛感情は持つ可能性があっても、性的欲求は持たない人。非性愛者。

このように多彩です。

 

人間の「性」には4つの概念がある?

セクシャルマイノリティーの話をする時、よく出てくる「性」という言葉には、じつは4つの概念があることを知っていますか?

心の性

体とは関係なく、自分が自分をどの性別だと思っているか、認識しているか。(性自認)
男、女のほかに、どちらでもない(無性)、どちらでもある(両性)、変化する(不定性)、のようにクィアに相当するパターンあり。

 

「体の性」

外性器の見た目だけではなく、内性器、生殖器、そして性染色体などから決められます。
体の性には、男、女、どちらでもない、の3つあります。

対象の性

好きになる性の事というか、恋愛感情を抱いたり欲情したりする性はどれかという事。
対象によって、異性愛者、同性愛者、バイセクシャル、無性愛者などと分けられますね。
パターンは4つで、男、女、男女とも対象外、男女両方。

社会の性

性別に対する社会の決まった考え方や役割を意味しています。
先天性ではなく、成長過程で身に着けていくものです。男らしさや女らしさなど。
心の性と同じで、男、女、そしてクィア的なものがあります。

 

レインボーは性的少数者のシンボル


レインボー(虹色)はセクシャルマイノリティーの象徴です。

パレードでは至る所で見かけるでしょう。
普段から車や家の窓などに掲げて、LGBTQ+のサポートを表明している人もいます。

このレインボーの旗は、ギルバート・ベイカーという人が考案したもので、
「LGBTQ+当事者だけでなく、人間の多様性を守るムーブメントを広めよう」という思いが込められているそうですよ。

なぜレインボーは6色なのか

実は、ベイカー氏が最初に考案し使用したオリジナルの旗は、8色のレインボーでした。

今の6色に加えて、ピンクとターコイズがありました。

もっと詳しく言うと、青は藍色でした。

それぞれの色の意味は、ピンク→セクシャリティー、赤→生命、橙→癒し、黄→太陽、緑→自然、ターコイズ→魔術・芸術、藍→平和・調和、紫→精神 とこういう風になっていたんだそうです。

しかし、当時の技術的な問題からピンクやターコイズは省かれ、大量生産できる6色になったらしいです。

考案者のベイカー氏は、ネガティブな気持ちはなく逆にポジティブだと言っています。8色でも6色でもレインボーであることが大切で、商業的に受け入れられ、レインボーフラッグが多くの人のもとに届くことが嬉しいと。

レインボーが登場するまで

レインボーが象徴として登場するまでは、逆三角形のピンクトライアングルが使われていました。
ピンクの逆三角形は、ホロコーストで強制収容されたゲイ(男性同性愛者)に着けられていた目印だったそうす。悲しい歴史が由来のシンボルはやめようと、ハーヴェイ・ミルクという人が提案しました。
(ミルクは当時、サンフランシスコの市議会議員で、本人もゲイでした。ゲイの活動家であったミルクの生涯を描いた「Milk」という映画があります。)

 

 

まとめ


LGBTQ+が何の略称なのか、4つの性、性的マイノリティーのシンボル・レインボーについて描いてみました。
セクシャリティーとはグラデーションのようなものだと何処かで聞いたことがあったのですが、本当にそうだなと思いました。
ポートランドで暮らしていると、いろんな場面で、ストレート(他性愛者)である自分がマイノリティーになることもあり、セクシャリティーについて考えさせられます。

日本でも性的少数者への理解がもっと進み、誰もが住みやすい世の中に、だんだん変わって行って欲しいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

記事が参考になったという方は
FBなどで「いいね!」もお願いします^^!

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© アメぐら‼ , 2018 All Rights Reserved.