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人間国宝の条件や定員数は?認定されたらお金がもらえるの?

2018/06/20
 
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日本には人間国宝と呼ばれ、一般人とは違った存在価値のある人が存在します。

国宝という言葉がついているだけで、この人は最高クラスですごい人だという事がわかりますよね。

しかし、人間国宝っていったいなんなのか詳しく知らない方も多いと思います。

そこで、人間国宝とは何なのか、どんな人がなれるのか、なるとお金がもらえるのか、定員はあるのか、現役の人間国宝にはどんな人がいるのか、調べてみました。

人間国宝とは

人間国宝というのは、文化財保護法に基づいて重要無形文化財の保持者として文部科学大臣から認定された個人を指して呼ぶ通称なんですね。通称なので、文化保護法には人間国宝という言葉は使われていません。

平たく言うと、伝統芸能や伝統工芸において歴史的・芸術的に価値の高い“わざ”を持っている人が国から認められると、人間国宝と呼ばれるんですね。

1955年から重要無形文化財保持者、つまり人間国宝の認定が行われ始めました。

文化審議会文化財分科会で審議、議決され、その後文部科学大臣によって認定されます。

 

人間国宝にはどんな人がなれる?条件は?

では、人間国宝にはどういう人がなれるのでしょうか。

スゴわざを持った人なら誰でもなれるのでしょうか。

ポイントとなってくるのが、そのままだと途絶えてしまう可能性があり、その技が重要で価値があって高度であるということです。

この日本人にとって価値のある“わざ”を守り次に伝えていける人でないと人間国宝にはなれません。

例えば、アニメ監督の宮崎駿は、高度な技術や創作力は持っているかもしれませんが、歴史的に価値があるかというとまだまだなのですね。

どんなに有名で名人のピアニストやスポーツ選手でも、良く知られている分野であり多くの演者や選手がいる分野では、人間国宝にはなれません。

となると、重要無形文化財になりえるだけの価値がある技、つまり歌舞伎、雅楽などの芸能分野と染織や陶芸などの工芸技術分野から人間国宝は選ばれるんですね。

しかも、長年その分野に従事し高い技術を身に着けてきた方々がなられるわけですから、高齢の方が多いのもうなずけますね。

 

人間国宝になるとお金がもらえる?

人間国宝に認定されると国から年に200万交付されるのだそうです。

これは、“わざ”を守るためと後継者を育成するための特別助成金です。

賞状のような認定書も文部大臣から発行されるそうですよ。

 

人間国宝には定員がある?

正式な定員数というのは確認できないのですが、2017年7月に文化庁から出された報道発表によりますと、認定指定数は116人だそうです。

国からお金が出る分、予算が決められているので人数も決まっているんでしょうね。

人間国宝の方が亡くなるなど席が空くと、審議を通った方が新たに人間国宝に認定されます。

現在の人間国宝で有名な人は?

歌舞伎役者で人間国宝の方々はテレビでも活躍されていることもあるので知っている人も多いんじゃないでしょうか。5代目坂東玉三郎さん、2代目中村吉右衛門さん、4代目坂田藤十郎さんなどがいます。

能楽師では狂言の野村萬(7世野村万蔵)さんがいます。俳優としても活躍する野村萬斎さんの伯父に当たります。

 

まとめ

重要無形文化財である伝統芸能や伝統工芸の分野において歴史的・芸術的に価値の高い“わざ”を持っている人が国から認定されて重要無形文化財保持者になり、人間国宝と呼ばれる。

メジャーな音楽の演奏家やスポーツ選手ではなれない。

人間国宝は年間200万円を国からもらい、わざの保護継承に努める。

認定指定数は116である。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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