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セントパトリックデーの意味は?緑色に彩る理由や由来についても

2018/06/20
 
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毎年3月17日はセントパトリックデー(St.Patrick’s Day)です。
今では日本でも各地でパレードなどが行われるようですが、
そもそも何を祝っているのか、なんで緑色ばかりなのか、など
知らないことがたくさんある人は多いんじゃないかと思います。

そこで、セントパトリックデーとはどういう日なのか、アメリカではこの日をどのように楽しむのかご紹介します。

セントパトリックデーとは?

セントパトリックデーは、聖パトリックの日または祝日と呼ばれ、もともとはアイルランドのキリスト教カトリックの祭日です。
アイルランド共和国では、1903年から正式な祝日となっていますが、アイルランド地方では何世紀にも渡りこの日を祝って来ました。
今日では世界各地でパレードが行われ、キリスト教信者だけでなく多くの人がこの祝日を楽しんでいます。

セントパトリック(聖パトリック)という人

そもそも、セントパトリックデーという祝日の名前に登場するセントパトリック(聖パトリック)というのは誰なのでしょう。
調べたところ、セントパトリックはアイルランドにキリスト教を広めた聖人なんだそうです。
彼は385年にウェールズ地方で生まれ、432年からアイルランドでカトリックの教えを広め、各地に教会や修道院などを建てました。
そして、セントパトリックが亡くなったのが、461年3月17日。
キリスト教布教のためにアイルランドを旅してまわった彼の功績を称えて、彼の命日である3月17日をセントパトリックスデーとして祝うようになったんですね。

セントパトリックデーが緑で彩られる理由と由来

セントパトリックスデーといえば、誰もが緑色をイメージしますよね。
しかし、本当のセントパトリックデーの色は青なんだそうですよ。
セントパトリックスブルーという青色が実際にあるようです。

ではなぜ緑色なのか。。

アイルランドがエメラルドの島と呼ばれたり、アイルランド共和国のシンボルカラーが緑だったり、
また、伝統や周辺国との歴史的背景があって、緑色が人々に受け入れらていったとのことです。

 

セントパトリックデーには欠かせない、三つ葉のクローバーも緑ですよね。
これはシャムロックといって、セントパトリックがキリスト教布教の際に利用したんだそうです。
アイルランドの国花なんですね。
3月に入ると、シャムロックのあしらわれた洋服やキッチン用品などをよく見かけます。
ハート形の葉っぱが3枚あるデザインは可愛らしいですね。

四つ葉のクローバーも一緒によく見ます。
四つ葉のクローバーを見つけたらラッキー!っていうのは、世界共通なんでしょうかね。

 

緑色の帽子のなぞ

セントパトリックデーのグッズでよく見かける緑色の帽子。
パレードで被っている人多いいですよね!

これはアイルランドの神話や伝承に登場するレプラコーンという小さい妖精の帽子です。
オレンジ色の髭のお爺さんだったり、かわいい子供だったりしますが、レプラコーンはすばしっこくていたずら好きです。
代表的ないたずらと言えば、、緑色の足跡を残したり、トイレの水を緑色に変えたり、金色の粉をばらまいたりなんてところでしょうか。
レプラコーンをどうにか捕まえられたら、この妖精が虹のふもとに隠し持っていると伝わる金貨をもらえるらしいです。

セントパトリックデーの料理


アメリカでは、セントパトリックデーの食べ物と言えば、コーンド・ビーフ(コンビーフ)とキャベツです。
これは、アイリッシュアメリカンの伝統食でアイルランドの伝統ではありません。
セントパトリックデー発祥の地アイルランドでは昔、牛肉は贅沢品で手に入りにくく豚肉が主流だったそうですが、
アイルランド人が初めてアメリカに移住してきたころは、アメリカ内では逆に豚肉は手に入らずコーンビーフが手頃だったようで、これがだんだんとアイルランド系アメリカ人の伝統食になっていったのだそうです。
本場アイルランドでは、セントパトリックデーは朝から本当のアイルランド伝統食を楽しむのでしょう。

飲み物だと、ギネスビールをはじめとするアイリッシュビールが有名ですね。
見た目も緑色のグリーンビールを出すパブなんかもあります。
街のカフェやコーヒーチェーン店、またはファーストフード店でもアイリッシュクリームコーヒーや緑色のシェイクなどが期間限定で売り出されます。

セントパトリックデーの楽しみ方

アメリカではどのようにしてセントパトリックデーを楽しむのか、大人と子供に分けてみていきましょう。

大人

アメリカの大人たちはファッションや料理でセントパトリックスデーを楽しむ人が多いかなと思います。
子連れて地元のパレードを見に行ったり、参加する人もいるでしょう。
若い人はアイリッシュビール片手にパーティーなんてこともあると思います。

アイルランド系のアメリカ人には特に意味のある日なので、家族でディナーを囲むことを大切にしている人たちもいます。

子供たち

キリスト教ではない公立の学校でも、場所によっては、セントパトリックデーについて詳しく勉強し、
レプラコーンを捕まえるための罠を作るのが宿題なんてこともあるようです。

アメリカの保育園や幼稚園の多くでは、先生たちがレプラコーンのいたずらを登園時間前に施しておいてくれるので、
子供たちはレプラコーンが来たんだと大興奮で楽しみます。
おもちゃの金貨や金貨型チョコレートを探すイベントをやるところもあるようですね。

我が家のセントパトリックスデー2018

実際にアメリカで暮らす、我がアローティップ家ではどんなセントパトリックデーを過ごしたのか、
子供たちの様子はどうだったのか…というと。。

次男の通うプリスクールには、レプラコーンが来ていたずらをしていったようで、
いつもとは違う様子を子供たちは楽しんだと先生がメールをくれました。

今年2018年のこの日は土曜日なので、我が家の小学生の娘は学校がなくて残念がっています。
緑色の服をほとんど持っていない娘が、この日のために緑色でセントパトリックデーモチーフの靴下を買ったのですが、
学校の友達に披露する場がないのです。

私たちの住む地域には世界各地からの移民が多く、キリスト教・アイルランドの祝日であるこの日を公立の学校で大々的に祝ったりはしません。
宗教的な背景は抜きで、季節の行事としてや子供たちのちょっとした楽しみとして扱う所は多いようです。

ちなみに、我が家の子供たちにセントパトリックデーについて聞いたところ、
やはり由来はあまり詳しくは教わっていないようで、レプラコーンの事ばかり話していました。

そして、ディナーはやっぱり、コーンビーフ&キャベツでした!

最後に

皆さんはセントパトリックデーをどんな風に楽しみますか?
キリスト教じゃなくても、アイルランド系じゃなくても、
意味や由来を知って、毎年家族で楽しめる一日になると良いですよね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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